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2021 年度 研究成果報告書

吸水性スポンジを用いたctDNAモニタリングによるGISTの治療耐性診断法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 20K17614
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

山下 公太郎  大阪大学, 医学部附属病院, 助教 (20747159)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
キーワードctDNA / GIST
研究成果の概要

昨年度は吸水性PVAスポンジ法によるPCRのfeasibility studyを実施した。吸水性PVAスポンジ法を用いたPCRの条件設定を検討し、より安定的で定量性の高いカラム法を開発した。また、実臨床にて多量のサンプルを対象に効率よく測定を実施るための手法としてダイレクト法を開発した。
今年度はさらに、健常人やGIST患者、がん患者の血液サンプルを用いて、既存のcfDNA測定キットと比較してPVAスポンジ法(カラム法)によるcfDNA回収効率の優位性を示すとともに、いくつかのサイズのサンプルcfDNAを用いてサイズによらずPVAスポンジ法によりcfDNAの回収測定が可能であることを示した。

自由記述の分野

上部消化管

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究開発により、簡便な方法で血液中のcfDNAやctDNAが回収、測定、解析可能となれば、今回対象としたGISTのみならず他の癌腫を対象とした癌の存在診断や再発診断に有用である可能性が高く、多くの国民やがん患者にとってその学術的意義や社会的意義が高いと考えられる。

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公開日: 2023-01-30  

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