Test circuit を使用し ACD 加牛新鮮血を用いて特殊性評価実験で AB5000 及びニプロ VAD と乖離が大きかった条件下で実際に AB5000 では溶血が生じていることを確認できた。さらにこれらの条件で粒子画像流速測定法を使用して弁付近の粒子の速度、剪断速度を計測したが溶血の原因として剪断応力が溶血を起こすほどの値ではなかったことを確認することができた。溶血の原因として剪断応力が単独で溶血を引き起こす原因とはなり得なかった。陰圧の大きさと陰圧がかかる時間に関して溶血に関与していることを確認でき、これは今まで報告されてない事実であった。
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