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2023 年度 研究成果報告書

肺の再生に向けた,iPS細胞から誘導した気管支肺胞幹細胞による細胞移植の可能性

研究課題

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研究課題/領域番号 20K17751
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55040:呼吸器外科学関連
研究機関徳島大学

研究代表者

河北 直也  徳島大学, 病院, 講師 (60522266)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード再生医療 / iPS細胞 / 幹細胞 / 細胞移植 / オルガノイド
研究成果の概要

iPS由来の気管支肺胞幹細胞(BASCs)の機能解析を進めており、iPS細胞を分化させ、表面マーカーのSca-1/CD45/CD31でソートしたBASCs細胞群のオルガノイド培養を行った。培養により既報告のマウス肺由来のBASCsと同様に、様々な形態を示すオルガノイドの形成を認めた。さらに形成されたオルガノイドを免疫染色およびフローサイトメトリー解析したところ、iPS由来BASCsが自己複製能を有することおよび、細気管支領域の各種上皮細胞に分化していることを示した。

自由記述の分野

呼吸器外科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

iPS由来のBASCsが生体内同様に多能性を持つことが示された。これまでiPS由来のBASCsの経気道投与が、気道上皮障害の修復を促進することは明らかとなっていたが、その機能解析がなされたことで、iPS由来BASCsが生体内BASCsに近い分化能を有する可能性が示唆されており、修復促進の機序の一因と考えられた。

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公開日: 2025-01-30  

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