研究課題/領域番号 |
20K17828
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
松井 祐介 群馬大学, 医学部附属病院, 助教 (20805056)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | レボブピバカイン / 徐放 / 温度応答性 |
研究実績の概要 |
レボブピバカインの温度応答性ゲルによる注射可能な徐放製剤の作成、動物、人での評価を予定している。現在、関西大学との共同研究により徐放製剤作成には一定の成功はしている。それを用いてラットでの疼痛閾値評価、安全性評価を行っている。鎮痛効果時間の延長と安全性が確認できたら、その時点で学術誌での報告を行い、人での試験へとステップアップすることを計画している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
徐放薬剤作成に成功し、鎮痛効果の延長も確認できたが、病理学的に顕微鏡レベルでの筋組織の損傷、炎症反応を認めた。現在原因精査を行なっている。
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今後の研究の推進方策 |
組織障害の原因が高濃度の局所麻酔によるものか、徐放化の基材によるものか、全くの別の原因か、原因究明を行う。 原因が判明し次第、改善可能かを検討し、改めて製剤の作成、評価を行っていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
ナシ
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