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2023 年度 研究成果報告書

単球系細胞の小胞体ストレスによる貪食能低下に対し鎮静薬投与は保護的に作用するのか

研究課題

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研究課題/領域番号 20K17843
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分55050:麻酔科学関連
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

飯田 淳  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20515283)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード小胞体ストレス / 単球 / ARRDC4
研究成果の概要

麻酔薬によって敗血症状態での単球系細胞の小胞体ストレスを軽減する効果を示すことはできなかった。単球系細胞の機能低下は小胞体ストレスに誘導されたアポトーシスに由来することから小胞体ストレスとglucose response geneについて探求することとを目指した。glucose response geneであるTXNIPが小胞体ストレスと関連があることが分かっており、細胞膜上に存在しTXNIPと最も高い配列相同性があるARRDC4に着目した。これまでにARRDC4とGLUT1のタンパク相互作用が阻害されれば、ARRDC4の上昇に伴う小胞体ストレスの上昇が軽減する可能性を見出した。

自由記述の分野

分子細胞学

研究成果の学術的意義や社会的意義

単球系細胞は自然免疫と獲得免疫をつなぐ重要な働きを担い炎症消退において大きな役割を果たしている。この働きについて近年分子細胞学的に明らかとなったαアレスチンファミリーがどのように影響しているか、またそれを制御してゆくかについて明らかにしている。

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公開日: 2025-01-30  

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