研究課題
若手研究
救急外来を受診した敗血症患者を対象に、誘電コアグロメーター(救急外来にて測定可能な機械)を用いて凝固関連パラメータ測定を行い、その数値と実際のトロンビン活性、および既存のDICスコア・臨床病態との関係、またその時系列変化について検証することを目的とした前向き観察研究を主におこなった。結果、コアグロメーターはDICを早期に検知することが可能であり、今後臨床利用へ応用できる可能性がしめされた。
集中治療
敗血症治療において、DICの早期認知は非常に臨床上非常に重要である。コアグロメーターが凝固障害を早期認知できた可能性を考慮すると、今後さまざまな分野への応用が可能となる。各診療のガイドラインへ影響を与える可能性がある。