悪性グリオーマ細胞株を用いて脳幹に定位的に注入したマウス脳腫瘍モデルの作成を行った。Ad-REICの毒性試験に関しては、ヌードマウス(Balbc nu/nu)や免疫正常マウス(C57BL6)の脳幹に、段階的にウイルス量を上げてAd-REICを投与し、毒性がないことを確認した。Ad-SGE-REICを用いた実験に関しては、当研究室でAd-SGE-REICとbevacizumabの併用に関する基礎実験を行い、その結果を論文にして、publishされた。また、研究代表者が米国で行っていたOlig2発現前駆細胞をターゲットにしたびまん性橋膠腫モデルに関する研究結果を論文にして、publishされた。
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