• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 実施状況報告書

抗てんかん薬が自動車運転に与える影響とその因子についての探求

研究課題

研究課題/領域番号 20K17977
研究機関自治医科大学

研究代表者

内山 拓  自治医科大学, 医学部, 講師 (80790724)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード自動車運転シミュレータ
研究実績の概要

自治医科大学附属さいたま医療センターに自動車運転シミュレータを移動、設置し、運転シミュレータでの評価を行えるように体制を整えた。対面での研究のため、新型コロナウイルス感染症流行期、特に非常事態宣言中や蔓延防止等重点措置の期間は研究の実施を控えていた。2022年になり新型コロナウイルス感染症の発生患者数が減少傾向となったため、自治医科大学附属さいたま医療センターの外来患者の中で、研究対象となる方に研究の案内を行い、同意が得られた方に対して、運転シミュレータでの評価を実施した。本年度は3例の研究者に対して運転シミュレータでの評価を実施した。
昨年度にピックアップした対象者の中には、他施設への紹介となっている方もいたので、研究対象者を確保するために脳神経外科外来患者の診療録をスクリーニングし、研究対象候補のピックアップを行った。2022年3月の脳神経外科外来通院患者の中で研究対象となりうる方は10名ほど存在した。
本年度は、運転シミュレータの拡張パックを購入し、シミュレータを3画面化し、視野障害や注意障害の影響の評価を行えるような環境を整えた。
今後は、引き続き脳神経外科外来に通院している患者の中で研究対象者となりうる方のピックアップを行いながら、運転シミュレターでの評価を行っていく。また、コントロール群としてボランティアを募り、運転シミュレータでの評価を行い、データを取得し、データの解析を行っていきたい。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症の流行のため。対象者との対面での研究のため、流行時は研究を控えていた。

今後の研究の推進方策

引き続き脳神経外科外来に通院している患者の中で研究対象者となりうる方のピックアップを行いながら、運転シミュレターでの評価を行っていく。また、コントロール群としてボランティアを募り、運転シミュレータでの評価を行い、データを取得する。両者のデータの解析を行い、研究結果としてまとめていきたい。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイル感染症の流行に伴い、研究計画に変更が生じた。
研究参加者への謝金が現時点では生じていない。
新型コロナウイル感染症による移動の制限で、学会への参加、交通費が生じていない。

URL: 

公開日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi