抗生剤と脂肪由来幹細胞(ADSCs)のcombined therapyのインプラント周囲感染に対する治療効果を検討した。ラット大腿骨インプラント周囲感染モデルを作成し、治療効果を検討した。ADSCsの局所投与は抗菌作用を示した。またADSCsを抗生剤と併用することによりその効果はさらに強まり、抗生剤単独投与よりインプラント付着細菌数を減少させ、骨溶解を抑制し、膿瘍形成を抑制強いた。ADSCsと抗生剤のloading and combined therapyはインプラント周囲感染の新たな治療法となり得る。
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