研究成果の概要 |
本研究の目的は、OAにおけるヒアルロン酸分解の関与が推測されているKIAA1199を抑制するDrugXをOAの動物モデルに投与し治療効果を検討、臨床応用に向けた基盤データを得ることである。 研究実績として、関節軟骨から抽出したHAの分子量を解析し、DrugX群では低分子量化を抑制する結果であった。牛関節軟骨をIL-1βで刺激したExplant culture モデルを作成。DrugX群ではグリコサミノグリカンが維持され、HAの免疫染色やHAの分子量も保たれた。本研究結果は論文としてPublishされ、Int. J. Mol. Sci. 2023, 24(15), 12422に掲載されている。
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