陰茎癌2例とそれに対応する症例の正常検体からそれぞれDNAを抽出し、全ゲノムシークエンスを行った。陰茎癌2例のゲノム異常は81103個みつかり、1例当たりでは43416個と37687個であった。そのうちタンパク質コード領域内の異常は306個(1例当たり201個および105個)であった。フレームシフトが起こる塩基の挿入が2個(1個、1個)、フレームシフトが起こる欠失が2個(2個、0個)、フレームシフトが起こらない欠失が4個(3個、1個)、ストップコドンに変わる変化が5個(5個、0個)であった。ゲノム構造異常は275か所でみつかり、1症例当たり182、93か所であった。
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