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2022 年度 研究成果報告書

long non-coding RNAが果たす膀胱がんでの働きの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 20K18101
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56030:泌尿器科学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

梅田 浩太  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (20868260)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
キーワード膀胱がん / lncRNA / ペムブロリズマブ
研究成果の概要

膀胱がんにおけるlong non-coding RNA(lncRNA)の臨床的意義を検討し、免疫チェックポイント阻害薬であるペムブロリズマブとの関係を調べた。
新規RNA detection systemであるquantitative in situ hybridization chain reaction(qHCR)を用いて低コストにホルマリン固定された切片からlncRNAを同定できることが分かった。合わせてペンブロリズマブ使用症例のデータベースを作成しNLR(好中球リンパ球比)の動態が有用なバイオマーカーであることが判明した。

自由記述の分野

泌尿器科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

膀胱がんにおいてqHCRを用いて5種類のlncRNAの発現を確認することができた。従来のin-situ hybridization法と比較して低コストでハイスループットに行うことができ、更なる機能解析・臨床応用につながると考えられる。また、免疫チェックポイント阻害薬により治療が飛躍的に進歩したが、未だ有用なバイオマーカーは確立していない。NLRに着目することで早期に有効性の判断材料とすることができ、不必要な副作用を減らし、免疫治療による医療費の大幅な削減につながると考えられる。

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公開日: 2024-01-30  

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