研究実績の概要 |
JMJD1C発現と前立腺癌神経内分泌分化に特徴的な遺伝子(BSN, CRMP1, GPRIN1, INA, MAST1, MYT1, RAB3C, SNAP25, UNC13A)の発現を評価した。結果としてそれぞれの遺伝子とJMJD1Cの発現量の間に統計学的有意な関係は認められなかった。先行解析の結果、JMJD1C発現とAR / AR-V7の発現に相関関係があることが判っており、併せてJMJD1Cは治療関連神経内分泌分化ではなく、アンドロゲンシグナル経路を介して前立腺癌の治療抵抗性と関係している可能性が示唆された。
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