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2022 年度 実施状況報告書

卵巣成人型顆粒膜細胞腫の発生と治療に関与する新規因子の探索

研究課題

研究課題/領域番号 20K18203
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

柳田 聡  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (60307478)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード卵巣成人型顆粒膜細胞腫 / バイオマーカー / FOXL2
研究実績の概要

卵巣顆粒膜細胞腫に高頻度は発現を認める遺伝子変異につき、顆粒膜細胞腫の手術検体や細胞株より抽出したDNAを解析し、腫瘍の起源となる細胞の同定や、予 後や治療効果判定の指標と治療ターゲットとなるバイオマーカーの同定を目指す。 FOXL2遺伝子は顆粒膜細胞腫の約90%に変異を認め、診断のバイオマーカーとなる事が報告されている。また、TERT promoterに変異を認める症例は、高頻度に再 発する事が報告されている。

本研究では、慈恵医大及び関連施設における手術検体76例におけるFOXL2とTERT promoterの変異を解析する事で、診断の精度を向上させ真の顆粒膜細胞腫の臨床 的特性や予後に与える影響を解析中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

顆粒膜細胞腫手術検体の腫瘍組織と正常組織より抽出したDNAの収量が不十分であるため、解析可能なクオリティーの確保に難渋しているため。

今後の研究の推進方策

DNAの収量確保のためのサンプル調整を進める。

研究の進捗につき学会で報告する。

次年度使用額が生じた理由

マイクロダイセクションにて適切な組織の採取を行う。

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公開日: 2023-12-25  

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