本研究では240例が研究参加とり、研究終了時点で分娩している141例の解析を行った。産後うつ病が疑われる(EPDS≧9点)のは21例/141例(14.9%)であり、母児の愛着形成不全の可能性がある(先行研究より、5点以上をカットオフとした)のは13例/141例(9.2%)であった。本研究は現在も追跡調査中であり、現在ふたごのこどもたちの1歳半の発育・発達と母親のメンタル状況について解析中である。今後は3歳での児の発育と発達、自閉症と母親のメンタル状況についても調査を予定している。 ふたごとその母親を妊娠中~3歳まで追跡し、社会的背景を含めたリスク因子を調査して、新規のエビデンスを創出してく。
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