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2021 年度 研究成果報告書

希少絨毛性疾患PSTTとETTの新規診断法および治療法の開発と悪性化機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 20K18215
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関金沢大学

研究代表者

茅橋 佳代  金沢大学, 附属病院, 医員 (80724195)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2022-03-31
キーワードPSTT / ETT / single cell analysis
研究成果の概要

PSTT患者から採取した腫瘍組織に対して網羅的RNA解析を行い、既存の分子標的治療薬の候補分子を同定した。一方、腫瘍組織のSingle cell全ゲノム解析を行った結果、腫瘍進展に関わるゲノム変化がいくつかピックアップされたため、同部に対するPathway解析などを通じて、癌化ならびに腫瘍進展因子を同定した。
今後、腫瘍細胞の全ゲノム解析から得られたデータから、該当遺伝子のノックアウトまたは症例と同様の変異をCRISPR/Cas9ゲノム編集法でEVT前駆細胞の細胞性栄養膜細胞をh-TERT 導入で不死化したSwan71細胞に順番に導入して癌化を誘導する方針である。

自由記述の分野

産科婦人科

研究成果の学術的意義や社会的意義

PSTTとETTの病他院は不明な点が多く残されており、手術以外の有効な治療法は確立していない。今回腫瘍組織のSingle cell全ゲノム解析を行った結果、腫瘍進展に関わるゲノム変化がいくつかピックアップされたため、同部に対するPathway解析などを通じて、癌化ならびに腫瘍進展因子を同定した。これらはPSTTやETTの悪性化機構の解明につながる可能性があり、学術的意義がある。
また既存の分子標的治療薬の候補分子を同定したことで、今後早期に既存の治療法を応用できる可能性があり、社会的意義が大きい。

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公開日: 2023-01-30  

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