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2022 年度 実施状況報告書

骨形成不全症治療における、間葉系幹細胞の治療効果に関わる機序の検討

研究課題

研究課題/領域番号 20K18218
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

出口 真理  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (80866674)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード間葉系幹細胞 / 骨形成不全
研究実績の概要

間葉系幹細胞から分泌されるエキソソームに関して、臨床応用がどのようにされているかに関して文献的調査を行った。再生医療の領域では、MSC由来のものが使用される事が多く、現時点でも既に動物実験レベルではあるが、100件以上のトライアルが報告されている。MSC由来のエキソソームは細胞分裂の促進作用、抗アポトーシス作用、抗炎症作用、免疫抑制作用があると考えられており、本研究に期待する骨形成への影響だけではなく、心疾患や腎障害、脳障害、肝障害、皮膚欠損など様々な分野で応用される可能性がある。現時点ではマウスやラットモデルが多いが、本研究のようにvitroでの確認実験の意義も重要と考えられた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

2022年2月から2023年3月まで産前休暇および育児休業を所得した事により、実験を行う事が難しかったため。

今後の研究の推進方策

MSCより分泌されるexsosomeが骨文化へどのような影響を示すのかを調べる。具体的には、exsosome添加により増殖能や骨分化にどのような影響を及ぼすのか共培養を行い調べる。

次年度使用額が生じた理由

育児休業所得のため実験が行えない期間があったため。

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公開日: 2023-12-25  

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