子宮頸癌の治療における新規個別化医療としての ctDNA-Liquid Biopsyの有用性について検討した。子宮頸癌38例のLiquid Biopsyサンプルから抽出したctDNAを用いた遺伝子変異プロファイリングを行い、ペア となる子宮頸癌FFPE組織から腫瘍DNAを抽出した解析と比較した。pathogenicなnon-synonymous変異の検出や、EGFR、MET、ERBB2遺伝子のcopy number gainを検出できた。今後の子宮頸癌における個別化治療戦略において、ctDNA-liquid biopsyによる腫瘍遺伝子プロファイリングが重要だと考えられる。
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