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2023 年度 研究成果報告書

全エクソン解析を用いた高異型度漿液性癌の卵管起源説に基づく発癌機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 20K18232
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分56040:産婦人科学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

中村 康平  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 特任助教 (10775802)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード卵巣癌 / 婦人科腫瘍学 / 境界悪性腫瘍 / 発癌機構 / 遺伝子解析
研究成果の概要

本研究期間においては、全エクソン解析の臨床研究を立ち上げ、多数の卵巣がん症例の全エクソン解析を実施した。この中で、卵巣癌の前駆病変ともいわれる境界悪性腫瘍についても研究のテーマとした。境界悪性腫瘍については漿液性、類内膜、漿粘液性など複数の組織型があり、卵巣癌とも異なる遺伝子プロファイルを呈する。Whole transcriptome analysisを行ったところ、境界悪性腫瘍はその組織型に関わらず、類内膜癌とほぼ同一のクラスターに属することが判明した。

自由記述の分野

臨床腫瘍学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究において、卵巣境界悪性腫瘍のWhole transcriptome analysisを行ったところ、境界悪性腫瘍はその組織型に関わらず、類内膜癌とほぼ同一のクラスターに属することが判明した。境界悪性腫瘍のwhole transcriptome analysisの報告はこれまでなく、その生物学的意義を検証するために極めて重要な結果を得ることができた。

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公開日: 2025-01-30  

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