研究目的にある次世代の手術トレーニングに関連し、以下の研究をおこなった。 頭頸部外科手術の技術スキルの言語化を行い論文化し、これを用いて、熟達した外科医と若手外科医との技術スキルに対する認識のギャップを明らかにした。そのうえで、これまで外科医の感覚的なものであった手術スキルを数値化する取り組みを、結紮縫合、鼻内視鏡のスキルについて行い、それぞれの結果を論文化した。また、腫瘍切除のシミュレーターを開発し、これを用いて腫瘍切除スキルの数値化について現在論文作成中である。 さらに、バーチャル・リアリティ技術を用いた手術教材の使用や腫瘍切除術への使用をそれぞれ論文で報告した。
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