研究課題/領域番号 |
20K18290
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 政博 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (90513268)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 悪性唾液腺腫瘍 / テロメラーゼ |
研究実績の概要 |
R2年度からの継続で、学内の倫理委員会の承諾を得た研究計画書を用いて,R3年度も患者様の了承を得て、唾液腺腫瘍の手術時の検体採取を引き続き継続した。その結果、テロメラーゼ活性測定用の細胞診の検体及び組織検体をR2年度と併せて合計19人の患者さんから得ることが可能であった。また、付随研究として、唾液腺腫瘍の一部である顎下腺腫瘍における迅速病理診断の有用性について、自験例を用いて調べることを行った。また、その成果を海外雑誌に論文報告した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
凍結保存している検体数は徐々に増えてきているが、実際に検体を使用してのテロメラーゼ活性の測定などは、まだ行っていないため。
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今後の研究の推進方策 |
前年度と同様に、研究用の検体採取を進めていき、可能であれば、PCR検査などで検体のテロメラーゼ活性の測定を進めていく予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
前年度同様にコロナ禍で、学会への現地参加が困難でありWeb参加での多くなり、旅費の支出が少なかったこと、研究自体の遅れがあり、予定していた試薬などへの費用がかからなかったため次年度使用額が生じた。今年度は、研究を進め、その際に使用する試薬などの 購入に使用する予定である。
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