研究課題/領域番号 |
20K18306
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
高橋 剛史 新潟大学, 医歯学総合病院, 専任助教 (90849481)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 副甲状腺 / 近赤外線自家蛍光 / 甲状腺手術 / 副甲状腺手術 |
研究実績の概要 |
昨年度まで、副甲状腺の近赤外線自家蛍光観察の精度について、浜松ホトニクス社のpde-neoの画像と組織検査を比較し検討した。本年度は、自家蛍光観察の精度を向上する目的で、自家蛍光分子の同定を目指すため、副甲状腺病変を採取し、新潟大学理学部と共同研究を行った。 さらに、甲状腺手術のみならず、咽喉頭癌手術における近赤外線自家蛍光を用いた副甲状腺温存の試みについて、新潟大学および新潟市民病院、新潟がんセンターと共同で研究を行った(倫理審査委員会承認番号:2020-0316)。 異所性副甲状腺病変に関する研究も同時に行い、論文「Near-Infrared Autofluorescence Identification of Ectopic Parathyroid Lesions」がthe laryngoscope誌に掲載予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当初予定していた近赤外線自家蛍光の精度については、論文発表済である。さらに、この技術を発展させた他の研究を推進している。
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今後の研究の推進方策 |
副甲状腺自家蛍光分子の同定を進める。さらに、自家蛍光が偽陽性および偽陰性の組織について詳細をまとめる。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルスによる渡航規制により、予定していた国際学会に参加ができなかった。今年度は、6月にイタリアで開催される世界頭頸部癌学会に参加し、研究結果を報告する予定である。
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