細胞移植による内耳有毛細胞再生

2021 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 20K18315
• 研究機関: 熊本大学
• 研究代表者: 竹田 大樹 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 助教 (10845986)
• 研究期間 (年度): 2020-04-01 – 2024-03-31
• キーワード: 内耳 / 細胞移植 / iPS細胞

研究実績の概要

現在までに公表できる実験結果はまだ得られていない。

現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

長年止まっていた自科研究室の再開のため思った以上にセッティングに時間を要している。最低限必要な物品の購入から開始し、現在随分準備が整ってきた段階である。具体的には、野生型マウスの購入を行い交配し数を増やしている。また細胞培養室のセッティングを終え、細胞の感染がないか長期的に観察中である。

今後の研究の推進方策

実際に実験に用いる細胞は慶応大学で準備が出来ており、早々に郵送いただき実験を早速開始する予定である。開始までの時間がかかってしまったため、移植細胞は慶応大学からいただく分与いただく予定のヒトiPS細胞由来内耳前駆細胞から始めて、その後時間が足りなかったらマウスiPS細胞の分化誘導および移植実験は割愛する可能性あり。

次年度使用額が生じた理由

実験の立ち上げで時間がかかっており一番費用もかかる実際の実験開始が遅れているため。今後実験を進めていく中で必要物品をそろえていく予定である。