黄斑浮腫を引き起こす主要な疾患である加齢黄斑変性を対象に、OCTとOCT Angiographyを用いて、光線力学的療法前後の脈絡膜の微小循環の変化を新規アルゴリ ズムを用いて評価した。また、治療後1年の追跡調査を行い、光線力学的療法を通常用量で行った群(通常用量群)と半量で行った群(半量群)によって再発率に差があるかを検討した。 結果として、光線力学的療法により脈絡膜の微小循環が変化し、その変化は治療後1年まで持続することが明らかとなった。また、通常用量群と半量群の再発率に統計学的な有意差はなかった。上記の知見について学会発表および論文投稿を行った。
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