研究課題
若手研究
マイクロパルス波毛様体光凝固術(MPCPC)に施行するプローブについて、従来型プローブ(Rev1)と新型プローブ(Rev2 Straight型)についてレーザー照射条件の差異を検討した。Rev2 Straight型ではRev1よりも操作性は優れるものの、レーザーの強膜透過性が劣ることが判明した。Rev2 Straight型の改良型としてRev2 ball型を作成したところ、Rev2 ball型はRev2 Straight型比較してレーザーの強膜透過性に優れることが判明した。
眼科学
MPCPCで使用する従来型プローブの欠点である操作性に着眼し、操作性を重視した新型プローブ(Rev2 Straight型)について、プローブ特性や最適な照射条件について検証した。その結果、レーザー先端形状を改善することでレーザー透過性に優れたことが判明したことで、改良型の新型プローブ(Rev2 ball型)が開発された。今後さらなる操作性・強膜透過性を目指したプローブ開発を進めることで、操作性良好かつ患者眼への負担が少ない新しいプローブ開発・臨床応用が期待できる。