研究実績の概要 |
変分ベイズ線形回帰Variational Bayes Linear Regression法(VBLR)を使用した視野予測モデルが緑内障の視野予測モデルが緑内障の進行を正確に予測するのに有効であった報告を以前報告した。(Invest Ophthalmol Vis Sci. 2014, 2018) 今回はこのVBLRを用いて新たに視野予測アルゴリズムを再構築し、その有効性を検証した。 本研究では網膜色素変性症を対象としているが、今回は同様に慢性進行性の視野狭窄を主症状とする開放隅角緑内障73例122眼において、現在臨床で広く用いられている静的視野検査ハンフリー視野計(Carl Zeiss社)SITA-Standard法と、VBLR法を搭載したAP-7700視野検査(興和株式会社)を測定し視覚感度、再現性、測定速度の比較を行った。 (Br J Ophthalmol. 2021 Jan 13;bjophthalmol-2020-318304. doi: 10.1136/bjophthalmol-2020-318304.)
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