研究課題
若手研究
ヒトのリンパ管を低侵襲に3次元高解像度で描出することができる光音響イメージング装置を用い、リンパ流のリアルタイムな撮影動画から健常者でのリンパ流の代表的動き(リンパ流速度とリンパ流頻度)を定量的に捉えるとともに、その測定精度の検証を行い、生体に適用可能な定量化アルゴリズムの確立へと向けた基礎的な検討を行った。
光超音波イメージング
リンパ浮腫の診断、手術計画、治療前後の評価においてリンパ管の機能を定量的に評価することが求められている。本研究を通じて光音響イメージングを用いて生体内のリンパ流の定量的な把握・評価が可能となれば侵襲性が低くさらに精緻な診断ができる可能性が示された。