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2020 年度 実施状況報告書

瘢痕組織内の軟骨形成解析による軟骨再生誘導方法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K18433
研究機関東京大学

研究代表者

富岡 容子 (桂木容子)  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (20610372)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード再生 / 軟骨 / 誘導
研究実績の概要

本研究ではin situにおいてはどのようなサイトカインや増殖因子が軟骨形成を惹起するのかを解明することで、培養元となる軟骨採取を必要としない軟骨再生の誘導方法開発 をめざす。
本研究期間内に、まずは血腫形成後に耳介軟骨過形成を来す動物モデルを確立することを目標とした。
具体的にはマウスの耳介軟骨に検証物質を注入するにあたり、適切な器具や注入量、手技、トレース、固定、染色方法 などをはじめにパイロットスタディとして様々検討した。とくに軟骨組織を含む切片の作成にあたっては、試行をくりかえしたが、川本法を採用することで安定した切片作成が可能となった。染色・傾向トレース含め一通りのメソッドを確立させたところで、3群(詳細は論文をもって発表予定)+コントロール群にわけた5週マウスの耳介軟骨膜下にそれぞれ注入し、一部は蛍光色素によるトレースを行った。1、2、4、8、12週時点で評価を行い、組織評価を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

COVID 19感染拡大防止対策により研究従事が叶わない期間が生じたため。

今後の研究の推進方策

初年度に確立したメソッドを応用し、今後は注入物質の比較検討を行うことで、さらなる進捗を図りたい。

次年度使用額が生じた理由

COVID19感染防止対策に関連して研究に従事できない期間が生じたため。

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公開日: 2021-12-27  

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