指、あるいは任意の身体部位に小さなセンサを設置するだけで、基準点に対する相対的な運動を計測することのできるジャイロセンサシステムを開発することができた。これは、小さな無線センサとPC用ソフトウェアから成る。センサは複数個を同時接続して、相対的な角度変化を記録すること ができる。これにより、成人の指であれば運動を経時的データとして記録することができる。本システムの利用例として、示指の末節にセンサを設置し、手背に基準となるセンサーを設置することで、示指の屈曲、伸展角度の変化が記録できることを報告した。
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