研究課題/領域番号 |
20K18637
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
原口 拓也 九州大学, 歯学研究院, 共同研究員 (20778865)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 水熱処理 |
研究実績の概要 |
チタン合金やコバルトクロム合金は歯科用金属材料として広く臨床で用いられている。 また、金属に水熱処理(高温、高圧の水の存在下における金属処理方法の一つ)を行うことで、表面の汚れをなくし、濡れ性を向上させることが分かっている。 本研究課題ではそれらの金属に水熱処理を施すことで接着性が向上するのではないか、との仮説を立て、その効果の検討を行うこととした。 まず、第一段階として、各種の処理条件の検討を行っている。 また、各種の処理条件での試料の計測を行っており、その解析を行っている。 解析方法として、九州大学シンクロトロン光研究センターと共同で、チタン最表面における各種元素の化学的な状態についての解析を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
社会情勢により、当初の計画通りの研究を遂行することが困難であったため
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今後の研究の推進方策 |
社会情勢を注視しつつ、研究全体の遂行がなされるよう創意工夫を続けていく
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次年度使用額が生じた理由 |
社会情勢の影響で当初の計画通り研究を遂行できなかったため
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