眼窩下神経部分切断群の切断側では切断後3日から行動実験において痛覚過敏が生じていることが示された。免疫組織学的解析から、三叉神経脊髄路核(Vc)におけるMAGL陽性神経細胞が有意に増加すると同時に、ミクログリアが増加していることが観察された。また神経部分切断群にJZL184を投与することで濃度依存的に鎮痛作用が得られた。免疫組織学的解析から、JZL184の投与によりMAGL陽性神経細胞は有意に減少した。 本研究成果は、 Heliyon 8(8) e10034-e10034, 2022 として報告した。
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