研究課題
若手研究
口腔がんは、進行期で発見されることが多い。口腔には、多彩な疾患ができるため、その鑑別が重要である。蛍光観察は、侵襲がなく、スクリーニングに適していると考える。人工知能(AI)は近年非常に発達しており、医学でも使用されている。本研究では、この光学機器とAIの技術を利用して、口腔がんの鑑別に有効かを検証した。平均精度は約90%であり、十分に使用可能な方法と考えられた。また口腔がん検診のため、講演活動を行った。
口腔がん
口腔がんは進行期で発見されることが多く、死亡率は高い。また、口腔がんの罹患率も増加傾向にあることから、早急な対策が必要である。この口腔がん検診ナビシステムにより、GPが日常診療で口腔がんを発見することが出来れば、早期発見につながり、口腔がんの患者のQOLの維持や死亡率の減少に寄与できると考えられる。このサポートシステムによりオンラインでの診療補助であり、歯科の発展につながり、学術的意義は大きい。また、国民への開発により、口腔を含めた健康増進につながると考えられ、社会的意義は大きい。