研究課題/領域番号 |
20K18893
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
市川 理恵 日本大学, 医学部, 助教 (00826761)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 医療安全 / 研修医 / ウェアラブルデバイス / ヒューマンエラー / インシデント / 感情分析 / 心拍変動解析(HRV) |
研究成果の概要 |
本研究では初期臨床研修医を対象とし、ウェアラブルデバイスを用いて生体データによる感情分析を行った。時間帯や観察時期により、感情因子に変化があることが明らかとなった。 感情とヒューマンエラー発生の関連について、自記式調査ではエラー発生前の情動因子として焦り・過緊張などを認めたが、感情分析ではエラー前後での差は明らかにならなかった。今回記録されたエラーの内容には偏りが見られたため、今後、様々なエラーの際のデータを蓄積し、詳細に検討する必要がある。
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自由記述の分野 |
医療管理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
疲労やストレス、感情などの心身の状態はヒューマンエラーの要因となることが指摘されているが、客観的に検証することは非常に困難である。本研究では、ウェアラブルデバイスを用いた生体データによる感情分析と自記式調査を併用し、初期臨床研修医の勤務中の感情因子とヒューマンエラーの発生状況を分析した。今後、対象者および観察期間を広げ、様々な状況下のデータを蓄積することで、将来の医療安全対策における新たな指標となる可能性がある。
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