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2023 年度 実施状況報告書

DPCデータを用いた医療の質のアウトカムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K18961
研究機関京都大学

研究代表者

國澤 進  京都大学, 医学研究科, 准教授 (00732877)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード医療の質
研究実績の概要

最近ではDPCデータやレセプトデータ(診療報酬請求データ)の二次利用が、日本の医療を解析する手段として、その利用の研究が進んでいる。
中でもDPCデータはレセプトデータに比べて臨床情報がより多く含まれその活用が注目されている。ただし、これらいずれの入手可能性も非常に厳しく制限されている。
本研究では、厚生労働省DPCデータの利用を申請し、データ提供を受け、解析を行った。
研究開始の2020年、予定通り厚生労働省DPCデータの利用を申請し、データの解析を実施した。2022年度は論文として成果をまとめ、2023年度に、査読付き雑誌により論文が受理された。
引き続き、医療の質の研究を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

途中年度において、新型コロナウィルス感染対策のため、解析を実施するための環境へのアクセスが想定していたものより少なくなったため、研究期間を延長した。
ただし、当初予定していた研究成果を出すことまでできており、現在、さらに研究を深め進めることができている。

今後の研究の推進方策

医療の質に関する研究を深め進めていく。昨年度後半に行った研究成果をまとめており、査読つきの研究成果の公表として進めていく。

次年度使用額が生じた理由

感染症の蔓延から、回復したといわれている中ではあるが、海外学会での発表を実行しなかった。その分、研究をさらに進めることができており、次年度への延長が認められ、この研究を進めることおよび発表の資金と充てる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Postoperative mortality analysis on nationwide data from diagnosis procedure combination database in Japan2023

    • 著者名/発表者名
      Kunisawa Susumu
    • 雑誌名

      PLOS ONE

      巻: 18 ページ: e0286264

    • DOI

      10.1371/journal.pone.0286264

URL: 

公開日: 2024-12-25  

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