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2023 年度 実施状況報告書

パラコート肺の毒性解明を端緒とした組織線維化の制御因子に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K18985
研究機関杏林大学

研究代表者

山田 真嗣  杏林大学, 医学部, 助教 (60847820)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワードパラコート中毒 / 肺線維症 / 組織線維化 / 上皮間葉転換
研究実績の概要

細胞株A549を用いてパラコート曝露により誘導される線維素の分泌とその線維素がinsoluble formのまま検出される条件を安定的に再現することが可能となった。古典的に知られているインテグリンの発現上昇は予備実験で確認されず、発現の多寡ではなくInside-out signalingやさらに細かいサブタイプ毎の発現制御を考慮する必要性が検討された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

エフォートが低下したため。

今後の研究の推進方策

近年インテグリン抗体製剤が上梓され注目されている。肝線維症モデル動物への投与実績などが報告されている。実験試薬としても入手が容易となったため、A549に発現しているα3、α5、β1インテグリンをターゲットとした阻害剤を組み合わせて、その発現制御と細胞外マトリックスの接着予防の関連を探索する。

次年度使用額が生じた理由

前年度は既存の資料と機器で研究が実施可能であったため。

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公開日: 2024-12-25  

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