研究実績の概要 |
本研究の最終年度である2023年度は「看護系大学生等と卒後3年以内看護師ウェブ調査」を実施した。実施にあたっては、ウェブ調査会社のモニター会員の大学生(人文科学分野、社会科学分野、自然科学分野(看護学分野含む)と看護系大学卒業生(卒後3年以内)を対象に実施した。全体のサンプルサイズを2,000名に設定した。その内訳は看護学系の学部に所属している大学生800名、看護学系大学卒業生(卒後3年以内)200名、人文科学分野の大学生210名、社会科学分野の大学生480名、自然科学分野(看護学以外)の大学生310名とした。 調査実施の結果、看護学系の学部に所属している大学生835名、看護学系大学卒業生(卒後3年以内)162名、人文科学分野の大学生211名、社会科学分野の大学生481名、自然科学分野(看護学以外)の大学生311名の計2,000名から回答を得た。看護学系大学卒業生(卒後3年以内)以外は、概ね希望通りの回収結果となった。 設問数は、選択式で回答する設問が30問、自由記述式で回答する設問が3問の計33問とした。 また、本研究における研究成果の一部として、2023年6月開催の大学教育学会第45回大会において「大学における一般教育・教養教育の理念等整理の試み-『IDE―現代の高等教育』の内容分析を通して-」を発表した。また、2023年8月開催の一般社団法人日本看護学教育学会第33回学術集会において「看護雑誌の内容分析を通した『教養教育』と『教養』に関する言説の時代的変化に関する考察 」を発表した。
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