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2023 年度 実施状況報告書

看護教員の授業構築における知識体系の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K18995
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

坂 美奈子  国際医療福祉大学, 成田看護学部, 准教授 (30768594)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワード看護教育 / 看護教員 / 授業構築 / 知識
研究実績の概要

本研究は、看護教員の授業構築における知識体系の解明を行う研究である。2022年度までは、インタビューを行い質的に知識とされる項目を明らかにした。2023年度は質的に分析したカテゴリー及びその内容を再度検討した。その結果、【体験させるとしkdふぉうが動く】、【思考を動かすと理解に向かう】、【単に伝える・見せるだけでは知識として残らない】など、11のカテゴリーに集約した。それらカテゴリーを構成するサブカテゴリーをもとに質問項目を40項目作成し、その他、先行研究で作成した『看護教員の授業設計における思考評価表』31項目および基本属性などを用いて量的調査に向けた準備を行った。現時点では、調査を開始する段階となっている。今後は、量的データをもとに各因子間の関係を多変量解析を行い明らかにし、看護教員の授業構築における知識体系を構築していく予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

昨年度、調査を実施する予定であった。しかし、適切な結果を導くために、調査項目を洗練が必要であることに気付き、データおよびコード、サブカテゴリー、カテゴリーの見直しを行ったた。よって、昨年度実施予定としてしてた、量的調査が今年度初旬にずれ込む形となった。もともとのスタートもCOVID-19の影響もあり、インタビューがなかなか進まなかったところに、データの見直しが重なり、大幅な遅れをきたした。

今後の研究の推進方策

調査が開始段階であるため、早々に開始し、今後は、量的データを収集し、知識に関する項目は因子分析を実施し、因子を作成する。その上で、その他の授業構築に関係すると考えられる項目と合わせ、各因子間の関係を多変量解析にて明らかにしていく。明らかとなった看護教員の授業構築における知識体系は論文および国内外にて発表を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

研究が遅れたため、調査を依頼する専門業者に依頼する予定の資金を現時点では使用していない。そのため繰越金が生じている。

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公開日: 2024-12-25  

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