研究課題/領域番号 |
20K19024
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 岩手県立大学 (2022-2023) 長崎大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
岡田 みずほ 岩手県立大学, 看護学部, 教授 (90596561)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | タイムスタディ / 音声入力 / 可視化 / 標準化 / 看護情報 |
研究成果の概要 |
7対1入院基本料算定病棟における看護業務量調査結果をABC分析し、最も時間を要している業務を可視化した。また、過去12年分の結果をABC分析しても、上位の割合を占める業務にほとんど変化がなかったことから、看護業務の効率化が進んでいないことが示唆された。 調査をもとに、業務マスタを整備し、アプリケーションの開発と実地調査を行い、音声入力の実用可能性を判断した。さらに、医療現場の看護実践を記録するツールとしての実装可能性も見出した。今後は医療機関で使用する音声入力デバイスとしてノイズの処理、入力者以外の音声の制御方法、情報セキュリティ対策、職員の情報リテラシー教育などの課題解決を急ぐ必要がある。
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自由記述の分野 |
看護管理 看護情報
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護現場における看護DXを推進する第1段階として、音声入力を活用した看護業務の可視化の可能性を見出した。これを広く活用し、看護業務にも音声入力のしくみを組み込むことで、看護業務の効率化を促進でき、より効果的なケア提供につなげることができる。
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