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2023 年度 研究成果報告書

解剖生理学に基づく臨床判断がシミュレーションでの看護実践能力に与える影響

研究課題

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研究課題/領域番号 20K19039
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関東京医療保健大学

研究代表者

西村 礼子  東京医療保健大学, 医療保健学部, 教授 (10757751)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード臨床判断 / 臨床推論 / 看護教育 / コンピテンシー基盤型教育 / シミュレーション教育 / 看護学生 / コンピテンシー基盤型カリキュラム / 教育デザイン
研究成果の概要

本研究は看護学生の臨床判断能力育成のためのシミュレーションの学修目標と既習科目の到達度がラサター臨床判断ルーブリック(LCJR)得点に与える影響を明らかにすることを目的とした.看護大学2年生に質問紙調査を実施した.シミュレーションの学修目標と既習科目の到達度を独立変数,LCJR得点を従属変数,正規性の検定,Cronbach α 係数,Spearmanの相関係数,強制投入法による重回帰分析を行なった.LCJR合計と【気づき】【解釈】の得点は既習科目のフィジカルアセスメント・クリティカルシンキング・看護過程の到達度に影響があった.

自由記述の分野

基礎看護学 看護教育学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は,看護学生の臨床判断能力育成のためのシミュレーションの学修目標と既習科目の到達度がラサター臨床判断ルーブリックに与える影響を明らかにすることを目的とした.
その結果, LCJR合計と【気づき】【解釈】の得点は既習科目のフィジカルアセスメント・クリティカルシンキング・看護過程の到達度に影響があった. 日本の看護基礎教育における看護学生の臨床判断能力育成に影響する専門基礎分野・専門分野の科目としてはフィジカルアセスメント・クリティカルシンキング・看護過程があり、臨床判断プロセスとしては「予期から初期把握」が臨床判断能力というコンピテンシーの育成の基盤にあるという成果を得ることができた.

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公開日: 2025-01-30  

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