研究課題/領域番号 |
20K19073
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
小林 寛子 関西医科大学, 看護学部, 助教 (10619068)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2026-03-31
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キーワード | 悪性脳腫瘍 / 在宅療養移行 / 外泊看護支援プログラム |
研究実績の概要 |
本研究は、在宅療養移行を目指した悪性脳腫瘍患者の外泊看護支援プログラムを作成することを目指し、悪性脳腫瘍患者に必要となる外泊時のアセスメント内容と項目および外泊看護支援内容を明らかにすることを目的とする。尚、本研究期間は、4年間として実施計画を立てている。現在、研究者は育児休業取得中であるが、育児休業取得前の研究の実施状況は、一年目に計画していた看護師が必要と捉える悪性脳腫瘍患者の外泊時のアセスメント内容と項目を明確化することに関する研究計画の倫理審査申請準備中である。育児休業終了後は、速やかに倫理審査申請を行い、1年目に計画していた看護師対象の研究を実施する予定である。加えて、本研究は、国内外の論文を収集し、その内容から、悪性腫瘍患者及びその家族に関する思いや体験を明らかにする実態調査が主であり、いずれも臨床活用されたものはないことが明らかとなっている。そのため、脳腫瘍患者・家族インタビューガイド案は、脳梗塞や終末期がん患者の在宅療養移行支援の論文を参考として作成している。今後は、作成したインタビューガイドを元に、看護師が必要と捉える悪性脳腫瘍患者の外泊時のアセスメント内容と項目を明確化することを予定している。研究対象は、看護師10名程度とし、総合病院の脳神経外科に5年以上勤務し、悪性脳腫瘍患者の外泊支援に携わった経験がある者としており、育児休業終了後、速やかに研究者および、研究協力者の所属する施設への依頼・倫理審査申請を行い、研究を再開することとする。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
育児休業取得中であり、計画は遅れている
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今後の研究の推進方策 |
今後は、育児休業終了後、速やかに倫理審査申請ができるように研究を進める予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
育児休業取得により進捗状況を変更している。また、今後は育児休業終了後速やかに、研究者および研究協力者の所属施設への倫理審査申請を行い、看護師を対象とした研究を再開する。
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