• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 実施状況報告書

PCI後急性冠症候群患者の退院後うつ状態予測スクリーニング尺度の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K19096
研究機関東京医療保健大学

研究代表者

土肥 眞奈  東京医療保健大学, 看護学部, 准教授 (50721081)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
キーワードデータ収集 / リクルート
研究実績の概要

COVID-19の影響を受けて研究対象者のリクルート数が伸び悩んでいたが、感染症法上の取り扱いが変更し入院患者数が増え、かつそれに伴い研究実施体制を見直したこともあり、2023年は同意取得数が順調に増え、年度内にデータ収集の完了に至った。予定していた対象者数には至らなかったが、データ分析可能な数に達したと考えている。
同意を得た患者に対し研究者・研究協力者が研究内容・倫理的配慮等、研究の概要に関し説明を行い、郵送法かweb上での回答を希望するか選択してもらった。郵送法を選択した患者には郵送にて、web調査を希望した患者にはwebソフト上にて回答してもらった。COVID-19の感染症法上の取り扱い変更に伴い同意取得数が増えることが想定されたためリクルートのための人員を一人増やし、定期的に調査を行い、順調に対象者を増やすことができた。可能な限りリクルート漏れのないように調査に取り組んだが、在院日数短縮化の影響を受け、中には声掛けできないまま退院となるケースもあった。
データは倫理審査にて承認された方法に従い、厳重に管理されている。一次集計後、個別データをみると、精神的健康が退院後に低くなっていることが想定される結果(点数)が示されている状況がある。2024年度は統計ソフトによるデータ解析(多変量)を行い、研究協力者との議論を経て、分析・論文執筆に取り組む予定である。英文校正ののち、英語論文での公表を目指す。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

COVID-19の影響を受け、データ収集が予定通り進まなかったことに原因があると考えている。2023年度にデータ収集を完了できたため、2024年度内にデータ解析、論文執筆、公開を目指す。

今後の研究の推進方策

2024年4月にデータクリーニングを終えており、5月にデータ分析、その後論文執筆を予定している。英文校正後、年度内に公表に至るよう進める。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染症の拡大による研究計画変更に伴い、2023年度いっぱいをデータ収集機関に充てたため、2024年度にデータ分析と論文執筆を予定している。論文は英文誌への投稿を予定しているため英文校正のための費用を含む、論文投稿関連費用の出費が予定されている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 経皮的冠動脈形成術後の高齢急性冠症候群患者における退院後うつ状態の実態と関連要因2023

    • 著者名/発表者名
      坂本優子、土肥眞奈、叶谷由佳
    • 学会等名
      日本看護研究学会第49回学術集会

URL: 

公開日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi