研究課題/領域番号 |
20K19123
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
三次 貴大 久留米大学, 医学部, 助教 (80785866)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 手術室 / 看護師 / 医療安全行動 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、手術室看護師の安全行動を評価する尺度を開発することである。手術安全に関連する国内外の研究において、WHOが開発した手術安全チェックリストを導入した上での評価や、いかにチェックリストを導入するかといった研究は多くなされている。しかし、手術室看護師の独自性や専門性に沿った安全行動の概念分析や、行動を評価できる尺度の開発は行われていない。尺度開発によって、個人の行動を振り返り評価することができれば、これまでの事故の再発防止のみならず、今後起こりうる事故への予防といった新たな医療安全教育の発展が期待できる。 手術室看護師の安全行動の構成概念を見出すにあたり、文献検討により7つの上位概念となる(1.患者のモニタリング、2.無菌操作、3.ポジショニング、4.皮膚損傷防止、5.体内遺残、6.標本の取り扱い、7.手術室内の環境調整)を抽出した。さらに、有識者と検討を重ね、上記7つの上位概念の下位項目を抽出し、予備尺度を作成した段階である。今後、協力施設での調査、結果分析を行い、構成概念の検討を進めていきたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
構成概念検討に向けた文献検討および予備尺度を作成するにあたり、大幅に時間を要してしまった。
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今後の研究の推進方策 |
8から9月に向けて本調査ができるよう、予備尺度の作成及び調査機関の選定を行っていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究の進捗が大幅に遅れており、補助期間を1年間延長したため。
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