本研究では、後期早産児を対象に母乳育児支援を行う看護者のリーダー養成プログラムの開発と実現可能性の検討を目的として実施した。まず、第1段階として教育プログラムを開発した。その後、開発した教材を用いて、後期早産児の母乳育児支援を行う看護者を募集し教育プログラムへの参加をしてもらった。教育プログラムの参加により、後期早産児に対する母乳育児支援の知識、技術の程度がどのように変化したかを測定した。その結果、看護者の後期早産児の母乳育児支援に対する自己効力感、後期早産児の母親と接するうえで重要な社会的スキル、後期早産児の母乳育児支援に必要な知識、技術が上昇していることが確認できた。
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