研究課題/領域番号 |
20K19146
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研究機関 | 聖路加国際大学 |
研究代表者 |
福冨 理佳 聖路加国際大学, 大学院看護学研究科, 助教 (60826329)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | Newborn Care / 新生児看護 / タンザニア / 助産学 / アフリカ |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、WHO が提唱する Early Essential Newborn Care(早期必須新生児ケア:以下 EENC)をタンザニアの特性に合わせて修正したタンザニア版EENCの実用化の可能性について検証することである。2020年度は、タンザニアでの研究実施に向けて、現地の倫理審査委員会(①国立ムヒンビリ健康科学大学:Muhimbili University of Health and Allied Science ②国立医学研究所:National Institute of Medical Research ③タンザニア科学技術委員会:Tanzania Commission for Science and Technology)に研究計画の倫理審査申請を行った。 2020年12月に行われた日本看護科学学会学術集会に参加、口頭発表(共同研究)を行った。 当該年度は、病棟スタッフを対象にしたEarly Essential Newborn Care(タンザニア版)セミナーを実施し、その教育効果を評価する予定であったが、COVID-19感染拡大の影響で来年度への延期を予定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID-19感染拡大による研究フィールドの受け入れ中止により難航した。また、日本から渡航もできず、調査実施はできなかった。
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今後の研究の推進方策 |
現在までにタンザニアの倫理審査委員会へ研究計画の倫理審査を申請している。 承認後(2021年5月頃予定)に調査を予定しているが、現状、渡航制限もあり、早くて2021年8月、または2022年2月に渡航し、セミナーの実施、教育効果の評価を予定する。
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19感染拡大の影響で研究実施が難航し、消耗品未購入、国内・海外旅費未使用である。 消耗品は、予定していたICレコーダー、レーザープリンター、インクカートリッジ、さらにノートPC(科研費(スタート支援)で購入、動作不良)の購入を計画している。 国内・海外旅費、謝金は、渡航制限・研究実施ができなかったため未使用であるが、次年度に繰り越して使用する(2021年度中に渡航予定)。 その他、タンザニアの研究倫理審査申請費用(2021年4月支払い予定、2021年度に研究更新の再申請必要)を支出する。
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