研究課題/領域番号 |
20K19148
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
藤方 小弥香 (鈴木小弥香) 東京女子医科大学, 看護学部, 助教 (60613289)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 中堅助産師 / キャリア発達 |
研究実績の概要 |
本研究は、中堅助産師にとって必要な組織内キャリア発達に対する支援について考えることを目的とした。具体的には、組織や管理職が捉える中堅助産師像とは何か、中堅助産師個人が捉える中堅助産師像とは何か、組織と個人の両側面から中堅助産師のキャリア像の齟齬を文献検討・インタビュー調査等から明らかにし、中堅助産師にとって必要な組織内キャリア発達に対する支援を検討していきたいと考える。 2021年度は、中堅助産師像を捉えることを目的に、文献検索・収集および関連書籍、職能団体・学術団体ホームページから情報収集を行った。また、倫理審査委員会提出に向けての準備を行った。 今年度は情報収集のみとなってしまったので、今後は収集した情報から、職能団体・学術団体といった組織が示す中堅助産師像、管理者が考える中堅助産師像、中堅助産師自身が考える中堅助産師像について整理すること、インタビューガイドの内容を検討する。 2020年度から2021年度にかけて、産前産後休暇および育児休業取得による1年以内の研究中断期間があった。復職後2021年9月から研究再開し、補助事業期間の延長を申請したため、当初の予定と変更して研究を進めている状況である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
産前産後休暇および育児休業取得による1年以内の研究中断期間があった。復職後2021年9月から研究再開し、補助事業期間の延長を申請したため、当初の予定と変更して研究を進めている。 やや遅れている理由として、中堅助産師像について整理できていない点、倫理審査委員会への研究計画書の提出に向けて、インタビューガイドの作成含め必要な書類の作成ができていない点から、やや遅れているとした。
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今後の研究の推進方策 |
今後の予定としては、中堅助産師像を捉えるための情報収集の結果から、職能団体・学術団体といった組織が示す中堅助産師像、管理者が考える中堅助産師像、中堅助産師自身が考える中堅助産師像について整理し、インタビューガイドの作成、倫理審査委員会への研究計画書の提出、倫理審査委員会の承認を経て、研究調査を開始する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
2020年度から2021年度にかけて、産前産後休暇および育児休業取得による1年以内の研究中断期間があった。復職後2021年9月から研究再開し、補助事業期間の延長を申請したため、当初の予定と変更して研究を進めている状況であり、次年度使用額が生じた。 今年度は、予定していた研究用ノートパソコン、研究に関連する書籍を購入した。 次年度に研究調査を開始予定であり、研究対象者のリクルートのための通信費に経費の負担が予測され、計画している。
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