研究課題/領域番号 |
20K19171
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 京都大学 (2021-2023) 神戸大学 (2020) |
研究代表者 |
大滝 千文 京都大学, 医学研究科, 講師 (50454476)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 産科混合病棟病棟 / 産科病棟 / 看護の可視化 / 人員配置 / タイムスタディ / 位置情報 |
研究成果の概要 |
産科病棟・外科病棟・内科病棟の看護の実態(患者への看護時間と看護内容)を機器測定法とヒトによる1対1タイムスタディ法の2つの方法で測定した結果、各病棟の看護の特徴が明らかとなった。各病棟で実施されている看護行為内容の特徴は異なっていたが、「看護計画・記録」に費やす時間はどの病棟も多かった。また、機器測定法により看護師・助産師の滞在場所が明らかになり、ナースステーション滞在時間が長かった。各診療科の看護の特徴が明らかになったことをふまえ、産科混合病棟の人員配置を工夫する必要が考えられた。
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自由記述の分野 |
助産学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の病院における産科混合病棟の看護の実態はほとんど明らかにされておらず、産科混合病棟の助産師の人員配置についての議論も不足している。本研究において、産科混合病棟の看護を検討するうえで必要な産科病棟と産科以外の病棟(外科病棟・内科病棟)の看護の実態を明らかにした。機器測定法とヒトによる1対1タイムスタディ法の2つの方法で各病棟の看護の特徴を明らかにした意義は大きいと考える。機器測定法とヒトによる1対1タイムスタディ法の2つの方法を用いて各病棟の看護を可視化(看護の特徴を明らかに)したことは、画期的であるといえる。
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