研究課題/領域番号 |
20K19249
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58080:高齢者看護学および地域看護学関連
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
岡野 明美 大阪府立大学, 看護学研究科, 准教授 (20718118)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | コーディネーション / 地域包括支援センター / 認知症高齢者 / 尺度 |
研究成果の概要 |
認知症高齢者に対する地域包括支援センターのコーディネーションの影響要因をすることを目的とした.全国の地域包括支援センターで認知症高齢者の相談業務に携わる職員1796名に無記名自記式質問紙調査を発送し,349名を分析対象とした(有効回収率19.2 %).調査内容はコーディネーション尺度項目,地域活動項目等であった.コーディネーションとの関連変数は,経験年数,地区の地域ケア会議,地区診断であった.職種間では社会福祉士と看護師及び主任CMに有意差が認められ,職種の専門性を活かしたチームアプローチが求められ,チームアプローチ形成に課題が示唆された.
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自由記述の分野 |
地域看護
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域包括支援センター職員が活用できる認知症高齢者のコーディネーション尺度の適切性が確認できた。そして認知症高齢者のコーディネーションの現状と影響を与える因子が明らかになった。これによって、認知症高齢者のコーディネーションの構造モデルの検証に研究を発展させることにつながった。
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