呼吸機能不全様の質問票であるThe Self-Evaluation of Breathing Questionnaire (SEBQ)を日本語に翻訳し、運動器疾患外来患者30名を対象にパイロットテストを行い、日本語版SEBQを作成すること、また対象人数を増やした(102名)フィールドテストを行うことで日本語版SEBQの信頼性・妥当性を検証することを目的とした。パイロットテストの結果、良好な内的整合性と表面的妥当性を有することが示され、フィールドテストの結果では高い信頼性・妥当性が示された。これらの結果から運動器疾患外来患者の呼吸機能不全のアウトカムとして日本語版SEBQが使用可能となった。
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