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2020 年度 実施状況報告書

小児がん患者におけるリハビリテーションの安全性・有用性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K19408
研究機関地方独立行政法人静岡県立病院機構静岡県立こども病院(臨床研究室)

研究代表者

真野 浩志  地方独立行政法人静岡県立病院機構静岡県立こども病院(臨床研究室), 臨床研究室, 医師 (30647748)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード小児 / がん / リハビリテーション
研究実績の概要

本研究の内容ついては,研究代表者の所属機関の倫理委員会に申請を行い,令和2年5月26日に承認を取得した.
令和2年度は,主に運動機能評価の測定環境について整備した.運動機能評価としては,当初①シート式足圧接地足跡計測装置を用いた歩行分析,②6分間歩行検査,③握力測定を予定していたが,評価方法について有用性,測定可能性,費用の面から再検討を行い,①についてはシート式足圧接地足跡計測装置ではなく,重心動揺計・下肢荷重検査装置とすることに変更し,研究代表者の所属機関に当該装置の設置を行った.複数の小児がん患者において,研究代表者の所属機関にて実際に重心動揺等の計測が可能であることを確認し,また②6分間歩行検査,③握力測定を含め,研究における最終的な評価項目プロトコールを作成中である.本研究では上記運動機能評価以外にも社会生活能力について評価を行うが,こちらは標準的な検査法であり,計測の準備としては完了している.このように,令和2年度は実際の計測に向けた研究環境を十分に整備することができた.
一方で,令和2年度は,実際の研究参加者の募集開始には至らなかった.現時点で全体の進捗は予定通りであり遅れはないものの,令和3年度に最終的な評価プロトコールを確定後,速やかに研究参加者の募集開始を行い,研究協力者において運動機能,社会生活能力について計測を開始する予定である.令和3年度は主にデータの収集を行う予定である.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

令和2年度は,機器の導入など実際の計測に向けた研究環境を十分に整備することができた.
令和3年度は,研究参加者の募集開始を行い,主にデータの収集を行う予定である.

今後の研究の推進方策

令和3年度は,研究参加者の募集開始を行い,主にデータの収集を行う予定である.研究計画を推進,遂行のため,研究代表者の所属機関内で各部署と十分連携をとっていく予定である.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] がん治療後患児における,新型コロナウイルス感染流行拡大に伴うリハビリテーション治療量減少の影響2021

    • 著者名/発表者名
      真野浩志
    • 学会等名
      第58回日本リハビリテーション医学会学術集会

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公開日: 2021-12-27  

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