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2023 年度 実績報告書

小児がん患者におけるリハビリテーションの安全性・有用性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20K19408
研究機関地方独立行政法人静岡県立病院機構静岡県立こども病院(臨床研究室)

研究代表者

真野 浩志  地方独立行政法人静岡県立病院機構静岡県立こども病院(臨床研究室), 臨床研究室, 医師 (30647748)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
キーワード小児 / がん / リハビリテーション / 安全性 / 有効性 / 重心動揺計 / がんサバイバー
研究実績の概要

令和5年度はすでにデータの解析および考察と,研究成果についての公表を推進した.本研究に関連して第60回日本リハビリテーション医学会学術集会にて筆頭演者にて学会発表(真野 浩志.小児専門病院におけるがんリハビリテーション診療)を行った.さらには,小児総合医療施設・小児がん拠点病院におけるがんリハビリテーション診療の取り組みに関する論文を,筆頭著者にて日本小児科学会雑誌に投稿し,2023年3月13日付で受理されていたものが,2023年6月に出版に至っている(真野 浩志, 鈴木 暁, 藤川 紀子, 山本 広絵, 小出 郁也, 立花 真由美, 成滝 叶, 須藤 千春, 鈴木 藍, 横尾 友梨子, 羽切 和加子, 稲員 惠美, 北村 憲一, 渡邉 健一郎. 小児総合医療施設・小児がん拠点病院におけるがんリハビリテーション診療の取り組み. 日本小児科学会雑誌. 2023; 127: 813-822.)小児がんリハビリテーションの安全性,有用性に関して,研究期間全体を通じて実施した研究の成果について発信を行うことができたと考える.
リハビリテーション診療は,個々の児の状態や環境設定に配慮を行えば,充分安全に実施が可能であると考えられ,入院中における生活の質向上のほか,退院後の社会生活や活動・参加の拡大への支援においてさらなる役割を果たせる可能性がある.今後の小児がん患者のリハビリテーション診療の展望として,小児におけるさらなる科学的根拠の蓄積と,診療体制の整備が課題である.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2024 2023

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 特集 子どものリハビリテーション―小児科医が知っておきたいこと 6.小児がんリハビリテーション診療2024

    • 著者名/発表者名
      真野浩志
    • 雑誌名

      小児科

      巻: 65 ページ: 338~343

  • [雑誌論文] 小児総合医療施設・小児がん拠点病院におけるがんリハビリテーション診療の取り組み2023

    • 著者名/発表者名
      真野浩志、鈴木暁、藤川紀子、山本広絵、小出郁也、立花真由美、成滝叶、須藤千春、鈴木藍、横尾友梨 子、羽切和加子、稲員惠美、北村憲一、渡邉健一郎
    • 雑誌名

      日本小児科学会雑誌

      巻: 127 ページ: 813~822

    • 査読あり
  • [学会発表] 小児専門病院におけるがんリハビリテーション診療2023

    • 著者名/発表者名
      真野 浩志
    • 学会等名
      第60回日本リハビリテーション医学会学術集会

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公開日: 2024-12-25  

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